今日は、笹丘の大島桜、いよいよ満開です。
最近、雨の日が続いていますので薄曇りの中での満開となりました。
少し可哀想な気がします。それでも、
「笹丘は、もう春ですよ!」
と言う声が聞こえてきそうな気がします。
3月23日の「大島桜」です。
一分咲きでしょうか?
薄曇りの中で、真っ白い花が誇らしげに咲き始めています。
「春はもうそこまでですよ!」
昨年の「笹丘公民館ブログ」
で大島桜のことを特集していましたので、下記にその内容を再度Upさせてもらっています。
大島桜(オオシマザクラ)が満開の期を見て、3月28日(火)(去年)に、小笹にある福岡市植物園の「緑の相談員」さんを訪ねて、校区のこの大島桜のことを聞いてきました。
そこで伺った話は、
○ 本来の大島桜であれば、花が咲くと同時に葉も一緒に出てくる(しかし、この大島桜 は、最初のうちは葉は出ていない。)
○ 本来の大島桜であれば、花びらは、5枚が普通。(しかし、この大島桜は5枚のもあ るけど、10~12枚までと八重の形でついている)
このようなことから緑の相談員さんは、大島桜のたくさんある変種の中の「薄重大島桜」(ウスガサネオオシマザクラ)ではないかと言われていました。断定はできないとも言われていました。と言うことで、今後は、私達も「大島桜」として紹介させていただきたいと思います。
※ 緑の相談員さんについては、伺う前日に電話で予約をさせていただいた折りに、わざわざ本大島桜を事前(前の日)に見に来られ、サンプルとして花房を持ち帰って調べておられました。
※ 頂いた資料の中にあった一節から
「薄重大島桜は、神奈川県真鶴町で牧野富太郎が発見したオオシマザクラの半八重の品種です。牧野はこれをもって里桜の諸品種がオオシマザクラから生じたことの証拠であるとしました。オオシマザクラは変異が多く、里桜の中にはオオシマザクラそのものの変異といっていい品種もあります。」(牧野富太郎さんは、NHKで昨年4月から始まった朝の連続テレビ「らんまん」の主人公です。)