(笹丘小学校校庭にて)
令和5年1月8日(日)9時より開催
今年の「どんど焼き」はコロナ禍のため3年ぶりの開催となりました。午前8時前から地域の方々が笹丘小学校の校庭に集まり、前日に集めた竹で櫓を立て「どんど焼き」の準備が始まりました。同時に各家庭から持ち寄られた正月飾り等については、友泉中学校の生徒達の協力を得て、燃える物と針金やビニールなど燃えない物との分別作業を行い、櫓の中に順次納めていきました。そして9時、佐田自治連会長、明石笹丘小学校長、宇都宮友泉中学校長等の挨拶の後、副田自治連顧問、及び今年の干支卯年生まれの小学生二人等で点火式が行われ、今年の「どんど焼き」は始まりました。
昔から「どんど焼き」については、いろいろな謂(いわ)れがあります。
- 書き初めをした半紙を燃やした火が高く上がることで、字がうまくなる、賢くなる。
- どんど焼きの火で焼いたお餅や団子などをいただくと、一年間の無病息災が叶う。
- 灰を持ち帰って自宅の庭などに撒くと家内安全、家族の無病息災のご利益が授かれる。
いろいろな謂(いわ)れがありますが、まず今年が3年ぶりにこの行事が無事にできたことが何よりも嬉しいことです。笹丘校区では一年間いろいろな行事が行われてきましたが、今年のこの「どんど焼き」の行事を皮切りに、一つ一つの行事が実現できることを願っています。どんど焼きが終わる頃、婦人会より提供された温かいぜんざいが参加者に振る舞われました。肌寒い日ではありましたが、心まで温まることができたおもてなしでした。